サクセスストーリー

単一細胞株の大量生産 – Cellmate

完全自動化されたプロセスにより、細胞培養処理がラボから大量生産ラインへと移行します。ストーブリのクリーンルームロボット:TX60シリーズは、大量培養に対応し、バッチごとの一貫性を保証します。

ユーザーのメリット

  • 工程変更なしでスケールアップ
  • 日ごと、バッチごとの製品の一貫性の向上
  • オペレーターの安全性 – 作業中の怪我のリスクの排除
  • プロセス開発期間の大幅な短縮

課題

Cellmateは、細胞培養処理プロセスを変更することなく大量培養実現へ

現在、Sartorius Stedim Biotechグループの一員であるTAP Biosystems社のCellmateは、ローラーボトルやT-フラスコでの細胞培養に必要な全工程を完全自動化する定評あるシステムです。このシステムは、工程を変更することなく、ラボから大量生産ラインへと移行し細胞培養処理を可能にします。 

最新世代のCellmateには、21 CFR Part 11への準拠を必要とするプロセスで使用する場合、システムの検証をサポートするソフトウェアが付属しています。

ストーブリ のクリーンルーム用ロボットTX60シリーズを使用することで、Cellmateは以下を自動化します。

  • 細胞播種
  • 酵素的および機械的収穫
  • 細胞シートのすすぎ
  • メディアの変更
  • 一過性トランスフェクション
  • 機械掻き取りによる収穫
  • ボトルガス処理

当初は厳しいGMP環境向けに開発されましたが、現在では90種類以上のCellmateが、製造や研究における細胞培養アプリケーションの範囲にわたって導入されています。セローノ、アムジェン、アビジェン、ノバルティス・アニマルヘルスなどの施設に導入されています。

さまざまなアプリケーションには、次のものがあります。

  • ハイスループットスクリーニング
  • 治療用タンパク質
  • 細胞治療
  • 遺伝子治療
  • 動物用ウイルスワクチン
  • 組織工学