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Westcam社は、ストーブリのピック&プレースソリューションを使用して、義歯の取り扱いプロセスを自動化しています。高精度6軸 TX40 は、予熱したワックスストリップに人工歯を検出し、位置決めし、自動的に押し付けるコンパクトなロボットです。
義歯は標準化された人工歯で構成されています。この複雑なプロセスは、多かれ少なかれ世界中で同じであり、個々の歯の成形から、発送の準備が整った完全な義歯セットを梱包するまで、多くの手作業が必要です。時間のかかる手入力を削減するために、自動義歯処理システムの使用が増えています。
チロルに拠点を置くWESTCAM Projektmanagement GmbHは、歯科技術のためのソリューションの開発を専門とし、自動義歯処理システムを構築しています。この環境で開発された最新のものは、WESTCAMピック&プレースマシンです。これは、事前に分類された入れ歯をワックスストリップに配置してフルセットを作成するタスクを実行します。最近、ブラジル最大の義歯メーカーの1つに4台のこのような機械が設置されました。
コンパクトなストーブリの6軸産業用ロボット TX40 が歯のハンドリングを担当します。この小型精密ロボットは、画像処理システムから歯を扱うために保存された幾何学的データを取得します。9台のハイテク産業用カメラが歯の配置方法を決定し、最適なアプローチ角度をリアルタイムで計算する方法が考案されました。次に、歯は真空ピックアップヘッドによって選択され、サポートブロックに挿入され、予熱されたワックスストリップに押し付けられます。ストーブリ TX40 は 、±0.02mmの高い再現性、515mmの動作範囲、非常にコンパクトな設計、クリーンルームへの適合性により、この用途に最適です。
WESTCAM Projektmanagement GmbHのCEOであるNorbert Mühlburger氏は、「当社のソリューションを使用して、最小限の労力と最大の効率でお客様のニーズを満たすことを目指しています。当社のシステムにストーブリのロボットを使用するという決定は、軽々しく受け止められたものではありません。グローバルなサービスネットワークと高速作業時の精度は、お客様が当社に期待する性能に完全に対応しています。