プロセスの最適化と柔軟性

Tessitura Nesi Fausto & Nesi Silvano は1977年にNesi兄弟によって設立され、 シャツ生地インテリア生地衣料用素材、テクニカルファブリックなどの生地の生産を開始、1980年代に現在のトスカーナ州モンターレに会社を移転し、新しい機械への投資を行ったことで事業を発展させました。業界で40年以上の経験を持つNesi兄弟の会社は強固なノウハウを有しており、現在は家族の第二世代が事業を運営しています。

挑戦

製織工場Tessitura Nesi Fausto & Nesi Silvanoの主な課題は、顧客の要求に即座に対応することです。高い柔軟性を確保するには、スタイル変更を最適化する必要があります。さらに、材料や用途が多様であるため、特に経糸ビームの準備では、製織前のステップで高い品質基準を満たすことが重要です。多くの用途に対応するため、工場は未漂白または糸染め(主に中細番手でアパレル用生地)、無地及び色糸、そして最新の傾向に基づいて、さまざまな太さのファンシーヤーンなど、幅広い範囲の糸に対応できる柔軟性が要求されます。

PRポイント

  • 顧客の要望に応じて柔軟に対応する能力
  • 機械購入後も長期間のスペアパーツ供給対応
  • 幅広い利用が可能なアップグレード対応機

ソリューション

Tessitura Nesi Fausto & Nesi Silvanoは、アクティブワープコントロール(AWC) テクノロジーを搭載したストーブリのオートドローイングマシン SAFIR S60への投資を行いました。1:1またはリースなしの縦糸用のオプションのAWC機能(2本取り検知やリースなしの縦糸用の優れた糸選別機能など)により、ハーネスの自動処理が可能になります。このAWCの最先端技術はストーブリ独自のものです。

S60はファンシーヤーンであってもリード、ドロッパーピンおよびヘルドといったドローイングハーネスを構成するすべての箇所に信頼性を持って引き通すことが可能です。

Tessitura Nesi Fausto & Nesi Silvanoの工場で必要とされる柔軟性は、経営者が課題に立ち向かうことに情熱を注いでいるからこそ達成されたのです。何年にもわたって、彼らは市場に合わせて運営を適応させ、最新の技術に投資することで工場を着実に近代化してきました。

ドローイングマシン及びドビー式開口ソリューション

ストーブリのサクセスストーリー