タペストリーアーティストや職人にもたらす最上の適応性

オランダのティルブルフにあるテキスタイルミュージアムは、オランダの国宝であり、世界で最も素晴らしいテキスタイルミュージアムの1つです。1860年代に建てられた古い繊維工場を利用したテキスタイルラボは、国定歴史記念物に指定されています。テキスタイルラボは、アーティストや職人が最先端のマシンを扱う機会を提供します。

ソリューション

テキスタイル研究所は、14,336口のストーブリ製ハーネスを備えた大型のLXLジャカードマシンを、新しい3.5メートル幅の織機上に設置しました。国際的に有名なナイジェリアのテキスタイルアーティスト、オトボン・ンカンガが、テキスタイルラボで新たな作品作りをスタートするために来ました。この大型ジャカードはラボに設置されたストーブリの4台目の機械です。テキスタイルミュージアムはより多くのテキスタイルアーティストやデザイナーを迎え入れ、より新しいクリエイティブな可能性を提供することができます。ジャカードはプロジェクト チームが考案したソリューションの中心的な部分でした。ストーブリLXLジャカードマシンが選ばれた理由は、ミュージアムが求めていた優れた柔軟性と適応性を提供でき、タペストリー製織を含めた、新しい可能性を切り開くことができるからです。ジャカードマシンはコンパクトで、限られたスペースに収まりやすい構成となっております。これにより、機械の調整が安全かつ簡便となります。さらに、ストーブリの新しい電子コンセプトであるNOEMIは、ハーネスの奥行きを小さくし、ハーネスコードをジャカードマシンの全幅に均等に広げることを可能にしました。この新技術により、テキスタイルラボはハーネスの摩耗を低減、加えて新設計のアルミ製目板フレームにより、振動の少ない動作を実現しています。